編者の一番の趣味でもある競馬。とは言え、終末は子供の相手もあり、なかなかじっくりと予想して
馬券を購入する事も出来ません。そんな私の滅多に当たらない予想や、「馬写真」等を順次紹介して
いこうと考えております。北海道の牧場巡りで撮ってきた写真を中心に掲載してますので、興味のある
方は覗いてみて下さい。
2009.4.12 「桜花賞観戦」
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知る人ぞ知る、阪神競馬場でG1レースが行われる際の指定席の
発売前状況です。整理券を渡された上でスタンド内に入れて頂け
ます。中では新聞を敷いて寝たり、予想をしたり、中には麻雀して
る人もいます。何人かで行くと、待ってる時間も楽しいものです。
ちなみに写真は今年の桜花賞時のもので、時間は午前6時頃です。
昨年のJCダートも同じ光景でした。 |
2007.6.24 「宝塚記念観戦」
宝塚記念の歴代優勝馬には、後に名馬と呼ばれる馬が数多く存在しています。メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、
マヤノトップガン、そしてディープインパクト。甲乙付け難い歴代の名馬ですが、どの馬もその時代を代表する名馬でした。
大げさな言い方ですが、その時代を代表する名馬の戦いである歴史の1ページを生で見るべく、メジロパーマーが逃げ切った
平成4年の宝塚記念より毎年見に行っております。ライスシャワーが崩れ落ちた淀の第三コーナーでは、テレビでは絶対に
わからない一種異様な場内の雰囲気も体験しました。ただ馬券の当り外れだけに一喜一憂するのではなく、6万人の観衆が
一体となるG1独特の雰囲気は最高のものなので、是非一度訪れてみて下さい。今年のJRAの謳い文句「FEEL LIVE」
お勧めします。ちなみに今年は馬券も的中して万々歳でした。
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2006.9.1 「白井牧場内トレーニングセンター」
今年の初更新です。決してネタ切れではありませんので(笑)。競争馬は各厩舎に入って本格的なトレーニングを開始するまでに
牧場で基本的な調教をされます。というのは誰しも知っている事でしょうが、牧場のトレーニングセンターがこれほどまでに大きい
とは思ってもいませんでした。小倉競馬場くらいありそうな感じですよね。 |
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2005.6.23 「海鮮炉端焼きの店『はるめ』」
北海道に行ったら是非立ち寄って頂きたいのが
炉ばた焼の店「はるめ」です。競馬記者はもちろん、
ジョッキーもたまに来るお店として有名だそうです。
ここの海鮮丼は有名で、どにかくごはんが全く見え
ないほど具が沢山乗ってます。それもウニやイクラ
エビ・ホタテといった高級海鮮具材をふんだんに
乗せて、お値段たったの2000円。しかも全て新鮮
で、「これがウニかいな!?」と都会では味わえない
くらいビックリする味がします←大げさなようですが、
感動するくらい新鮮な味がします。是非立ち寄って
みて下さい。場所はネットで調べればすぐに検索
出来ますよ。
紹介雑誌片手に記念写真⇒
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2005.1.18 「サニーブライアン&その父」
皐月賞でまんまと逃げ切り、1冠を取得したサニーブライアン。
「皐月は展開が向いただけ」と、低評価で迎えたダービーでは
皆をあざ笑うかのような素晴らしい逃亡劇であっさり2冠達成。
ケガで菊出走は果たせなかったものの、主戦Jの大西氏は菊に
出ていれば3冠の達成は十分にあったと評価。ダービーの着差
を考えれば納得出来ないでもありませんでした。種牡馬としての
評価は高くありませんが、父ブライアンズタイムの近くの馬房で
のんびりと過ごしているようです。確かに親子だけに、どことなく
似てますよね? |
サニーブライアン
生年月日 1994. 4.23
生産地 北海道浦河
生産者 村下ファーム
調教師 中尾銑治
馬主 宮崎守保
競走成績 10戦4勝
獲得賞金 340,306,000円 |
ブライアンズタイム
生年月日 1985. 5.28
生産地 アメリカ
競走成績 21戦5勝
獲得賞金 1,001,269ドル
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2004.10.28 「菊花賞観戦」
京都競馬場でのG1観戦は、平成7年、阪神大震災により被災した
阪神競馬場の代わりに行われた宝塚記念以来、実に9年振りです。
仕事先の某不動産会社の方と共に、午前10時半に現地に赴いたの
ですが、人・人・人で座席の確保すら出来ない状況でした。
宝塚記念は平成5年より毎年行っているのですが、菊花賞の雰囲気は
宝塚とは比べものにならないくらい熱いものです。今年は本命馬不在の
大混戦でしたが、勝ったのは岩田騎手騎乗の「デルタブルース」。
8番人気での快挙でした。よく「ゴロ合わせ」で馬券を買う人がいます。
私自身、ゴロでの検討は大嫌いなのですが、アメリカ同時多発テロ後の
マンハッタンカフェ、アメリカンボスの例がありましたので、今回は新潟
地震の関連を多少考えて望みました。行きの電車の中で「デルタ地帯
になった日本は皆心が泣いている(ハーツクライ)」と同行者が申して
おりましたので、「台風も多く、波(ホオキパウェーブ)の被害も多いで」
と返したのが後になって悔やまれます(結果論ですが・・・)
ともあれ、G1特有の雰囲気は十分に満喫出来ましたし、叫びまくって
ストレス発散にはなったように思います(財布は痛いですが) |
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2004.9.23 「競争馬の引退後(スダホーク)」
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サラブレットが競争馬として活躍出来るのは、長くても8歳くらいまでです。寿命の約4分の
1といったところでしょうか。毎年何千頭ものサラブレッドが競馬の世界に送り出され、毎年
何千頭ものサラブレッドが現役を引退していきます。その大半のサラブレッドは引退後の
引き取り手もなく、行方不明となっているのが現状です。引退後「乗馬転向」と記載のある
馬の大半が、数年後にはこの世にはいないと聞きます。昨今の不況の中、馬の世界も厳し
くなっているのが現状なのでしょう。そんな中、宿泊先の日高ケンタッキーファームで出会っ
たスダホークは、編者の心を和ませてくれるものでした。現役時代の彼は知りませんが、
クラシック戦線にも乗り、重賞も多く勝っている事から一時代の脇役を務めた馬には違い
ありません。スダホークのような馬には、必ず熱心なファンが多くいます(ナイスネイチャや
ステイゴールドのように)。しかしながら、現在の馬を取り巻く事情から考えると、薬殺処分
されてもおかしくはないのです。G1ホースでさえも、厳しいのが現状なのですから・・・
彼は、現在の自分の仕事が何かを理解していました。宿泊に来た子供達を背に乗せ、
振り落とす事もなく、ゆっくり安全に皆を楽しませる。誰が触れてきても嫌な素振りひとつ
見せず、みんなにとぼけた表情で愛嬌を振り撒く。それが今の自分の仕事であると自覚し
頑張っていました。彼は今年で22歳。あと何年現役を続けられるかわかりませんが、
精一杯頑張って余生を過ごして欲しいものです。またいつか会いに行きます。
生年月日 1982. 4. 6
生産地 北海道浦河
生産者 山内静雄
調教師 古山良司(美浦北)
馬主 須田松夫
競走成績 30戦6勝
獲得賞金 334,745,800円 |
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2004.7.7 「努力は血統をも超越する事を証明したミホノブルボン」
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マグニチュード×カツミエコー。血統的な評価もあまり無いまま、あっさり
春二冠を達成。距離適正が問題視された菊花賞でも名馬ライスシャワー
には負けたものの2着。故戸山為夫調教師の最高傑作とも言えるミホノ
ブルボン。坂路で鍛えに鍛え抜かれた話はあまりにも有名です。
戸山氏の著書の中に、ブルボンがハードトレーニングをこなせたのは
大きな「おしり」といった部分がありましたが、まさにその通り!ブルボン
のおしりは今でも他馬に比べて大きいように見受けられます。
タテガミは長く綺麗で、走った時の風になびく綺麗な姿は今なお健在。
キョウエイボーガンを追いかけなければ三冠もあったかもしれませんね。
生年月日 1989. 4.25
生産地 北海道門別
生産者 原口圭二
調教師 戸山為夫(栗東)
馬主 泣~ホインターナショナル・原口圭二
競走成績 8戦7勝
獲得賞金 525,969,800円 |
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2004.5.20 「マイルの王者、ダイタクヘリオス」
マイルCSでG1勝利、宝塚記念ではメジロパーマーと遣り合って
あっさり着外。毎日王冠ではレコードで快勝も、天皇賞本番では
いいとこ無し。そうかと思えばマイルCSを1分33秒3のレコードで
完勝連覇。この馬ほどつかみどころのない馬も珍しかったのでは
ないでしょうか。主戦の岸滋彦ジョッキーを有名にしたのもこの馬
です(現在は引退して調教助手に転向したと思います)マイル王者
でありながら果敢に慣れない距離に挑み続けたダイタクヘリオスも、
今ではゆっくりと牧場生活。社台ファームのようにアイドルホースが
たくさんいる牧場ではないので人影も少なく、しっかり見学出来
ました。現役時代は気性も荒かったと聞きますが、現在は温厚で
自分からカメラに寄ってきてくれるほどです。現役時代の鋭い
血走った目と違い、温厚な目が印象的でした。砂浴びでドロドロに
なった体は御愛嬌でしょう。
生年月日 1987. 4.10
生産地 北海道平取
生産者 清水牧場
調教師 梅田康雄(栗東)
馬 主 中村雅一
競走成績 35戦10勝
獲得賞金 689,952,400円 |
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「御冥福を、お祈り申し上げます」
2004.3.2 「PS 元気ですか? ミスタートウジン」
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巷では「ハルウララ」が大人気となっておりますが、中央馬で「鉄の馬」
と言えばこの馬ではないでしょうか(ミスタースペインもおりますが・・・)
「無事是名馬也」とはミスタートウジンにぴったりの言葉で、3歳デビュー
(旧加齢)以来、なんと14歳まで走り続け、地方も含めてなんと99戦!
5歳から6歳にかけては「ダートの鬼」と呼ばれるほどでした。なぜか
重賞には縁が無く、実は一度も勝ってないというのも有名な話。
北海道に会いに行った時には16歳になってましたが、まだまだ走れ
そうなくらい若々しく、気性も相変わらずで編者も見事に咬まれました。
いくつになってもおちゃめなミスタートウジンです。
元気で長生きしてください。。。
生年月日 1986. 4.25
生産地 北海道門別
生産者 白井牧場
調教師 福島信晴(栗東)
競走成績 中央94戦11勝 地方5戦0勝
獲得賞金 420,761,400円
主な戦績 帝王賞2着(大井)
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2004.2.14 「感動をありがとう、トウカイテイオー」
誰しも長年競馬をしていると、何頭かの思い入れのある馬がいると思います。大万馬券を
取らせてくれた馬、買っても買っても3着続きでそれでもまた買ってしまう馬、デビュー戦
から買い続けている馬、G1を勝ち続けた馬、色々あると思います。そんな中、私が唯一
馬券を忘れるくらい感動したレース。それがトウカイテイオーの有馬記念でした。前年の
有馬記念を1番人気ながら惨敗したテイオー。誰しも1年振りの復帰レースでしかもG1を
勝てるなんて思ってもいなかったでしょう。ビワハヤヒデという4歳(旧加齢)を代表する
名馬をはじめ数々のスターホースが参戦していた第38回有馬記念。それでもテイオーは
4番人気に支持されていました。以前、私はテイオーがあまり好きではありませんでした。
テイオー一色だった天皇賞春、マックイーン好きの私にとってテイオーは敵でした。結果、
テイオーは5着敗退、馬券も取れて万々歳。何より、ちょっと強い馬だとすぐに名手に乗り
代わるというオーナーサイドの意向が嫌いでした(岡部さん自身は好きですが)。JCで
コタシャーンとの物凄い叩き合いを征したテイオー&岡部。有馬記念では騎乗停止で岡部
さんは乗れませんでしたが、有馬惨敗はテン乗り田原という理由だけではなかったでしょう。
1年振りにレース復帰するテイオーに対し、岡部さんは早々とビワハヤヒデ騎乗を表明
しており、あれだけ「ルドルフの子」と絶賛してたのに、それは無いんじゃないの?と言い
たかったのは私だけでは無かったでしょう。馬券は人気を落としていたテイオーが妙味と
考え、テイオー流しで買いました。もちろん相手本線はビワハヤヒデ。どうせ無理だろうなと
心では思っていたものの、馬券的な妙味に惹かれました。レースは馬券もありテイオー
中心に見ていました。ゲートを一番良く飛び出したテイオー。道中も田原さんの抑えに従い
3〜4コーナーでは抜群の手ごたえで上がってきました。後で考えると、その時何故か私の
頭の中から馬券の事は消えていたように思います。当時は馬連しか発売してなかったので
2頭のマッチレースになった時点で1・2着関係無く馬券は的中したも同然です。にもかか
わらず最後の直線、時間にすればほんの20秒ほどです。「差せ!刺せ!差し切れ!!」
前にいるビワハヤヒデを抜いて欲しい、それだけを願っていました。ゴールした瞬間、言葉
では言い現せない感動が私を覆い、とにかく涙が止まりません。もともと「復活」とか「逆転」
とかいうドラマ性のものに強い方ではない私は、ただただ泣くしか出来ませんでした。いつも
冷静沈着な田原さんの男泣きにも心打たれました。「今日はレース展開がどうとかではなく、
テイオー自身がよく頑張った。彼を誉めてあげてください」 当事者としてではなく、1ファン
として泣けたという田原さん。素晴らしいコメントでした。レース後、ある記者がビワハヤヒデ
鞍上の岡部さんに聞きました。「テイオーに負けて悔しくないですか?」「そんな事無いよ。
負けた馬がテイオーで良かったよ」その言葉に誰からも愛されていたテイオーの姿が集約
されているように思えます。 |
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貴方は何頭の馬の名前を言えますか?
〒650−0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3丁目8番11−903号 春名測量登記事務所 土地家屋調査士 春名英信
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